お茶にカフェインが含まれているのはよく知られていますが、同じ量のカフェインでも、コーヒーとお茶では体への感じ方がかなり違います。先に数字をお伝えすると、煎茶は100mLあたり約20mg、玉露は約160mg、抹茶は粉末2g分で約64mg...
お茶の百科事典
ガイド
淹れ方、品種の選び方、産地、そして味の理由。日本茶を仕入れ、飲み続けてきた経験から書いています。
トピックで探す
ガイド一覧
玉露を一口飲んだとき、口の中に広がる甘味と旨味。あの感覚の正体は、主にテアニンというアミノ酸です。テアニンはお茶の木(学名Camellia sinensis)にほぼ固有の成分で、茶葉に含まれる遊離アミノ酸の約50%を占めます。1949...
台湾の高山で採れた軽発酵の烏龍茶を淹れると、水色は淡い黄金色で、カップを持ち上げた瞬間に花のような、わずかにクリーミーな香りが来ます。同じ烏龍茶でも、中国・武夷山産の大紅袍を淹れると、水色は濃い琥珀色に変わり、焙煎の香りと熟した果実の...
「国産の紅茶」というと、意外に思う方が少なくありません。紅茶といえばインドやスリランカのもの――そのイメージは今も根強い。でも日本でも明治時代から紅茶は作られており、2000年代以降は「和紅茶」として小規模生産者を中心に再評価が進んで...
緑茶という言葉の中に、いくつの味があるでしょう。玉露の、だしのような濃い旨味。煎茶の、すっきりした渋味と清涼感。ほうじ茶の、炒った穀物の香ばしさ。玄米茶の、香ばしく、ほっとする温かさ。どれも「緑茶」ですが、一杯の印象はまるで別物です。...
湯のみを顔に近づけると、甘味が先に来ます。煎茶の青々とした鋭さとは少し違う、穏やかで丸みのある甘さ。それでいて、玉露のような深い旨味の重さもない。かぶせ茶はそのちょうど中間に位置する緑茶です。 「かぶせ」という名前は、茶葉に布や資材...
炒った穀物のような甘い香ばしさ、琥珀色の水色、渋味の角が丸く取れた口当たり。ほうじ茶は、湯を注ぐ前から香りで場の空気を変えてしまうお茶です。日本の食卓では当たり前すぎて見過ごされがちですが、世界のお茶の中でも「焙煎で仕上げる緑茶」はか...
Explore the rich world of fermented tea: unique flavors, health benefits, and brewing artistry for a transformative t...
「茶聖・大谷嘉兵衛」。その功績は、茶業界だけにとどまらず多岐にわたります。時には私財さえ投げ出し、茶業界のため日本のために尽力した大谷嘉兵衛の生涯をたどります。大谷の物語は、明治・大正時代の茶輸出産業と深く結びついています。 世界を舞...
医師として名を立てながら、やがて診療の場を離れ、製茶機械づくりに人生を注いだ人がいました。高林謙三です。そこにあったのは、明治の茶業を立て直したいという執念。明治・大正期の日本茶産業を見つめるとき、私たちFar East Tea Co...
お茶の歴史は永谷宗円(ながたにそうえん)抜きでは語れません。「青製煎茶製法」を生み出し、煎茶の普及に大きく貢献した永谷宗円の生涯とその功績を辿ります。 永谷宗円とは 永谷宗円の基本情報 永谷宗円は、延宝9年(1681)に山城国(現・京...
信楽焼とは — 土の温かみと自然釉が生む、六古窯の焼き物 信楽焼の急須を手にすると、まずその表面の質感に気づきます。なめらかではなく、ざらりとした土の感触。でもそれが、手のひらにしっくりとおさまる。色も一様ではない。炎が直接触れた部...
知識を、体験に変える
読んだお茶を、実際に淹れる。
日本の7つの窯元による手仕事の茶器と、その作り手の物語。











