紅茶にもカフェインは含まれています。紅茶のカフェインは100mLあたり30mgで、コーヒー(60mg)のおよそ半分。文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の値を農林水産省が100mLで示しています。この30mgから計算すると150mLの1杯は約45mgです。
1杯のカフェインは容量と淹れ方で変わります。成分表では玉露のカフェインが紅茶よりずっと多くなります。アールグレイやミルクティーの値、妊娠中や寝る前の目安は条件つき。「和紅茶」(日本で作られる紅茶)の公的な値は見当たりません。
紅茶のカフェイン量は100mLあたり30mg
紅茶の「浸出液」(茶葉を湯で淹れた液)のカフェインは100mLあたり30mg。茶葉5gに熱湯360mLを注ぎ、1.5〜4分浸出した液の値です(文部科学省の成分表、農林水産省の表)。
30mgは「茶葉5gと熱湯360mL」で淹れた値
文部科学省の成分表の試料は、セイロンディンブラ、ダージリン、アッサム、ウバ、ルフナ、ケニヤという輸入の紅茶6種。種類ごとに1.5〜4分浸出していて、和紅茶は含まれていません。茶類では主に中級品が分析され、銘柄でも差があります。
成分表の表記は「可食部100gあたり0.03g」。農林水産省の表と食品安全委員会のファクトシート「食品中のカフェイン」は、100mLあたり30mgと示しています。
この30mgはペットボトル飲料の値ではありません。市販品のカフェインは、記載があれば表示で確かめられます。
カップの大きさ別の目安と、海外の資料の値
成分表の100mLあたり30mgから、同じ条件で淹れた1杯分を計算しました。淹れ方が違えば、実際の値は表とずれます(Astillほか、2001年)。摂取できる杯数の目安ではありません。
| カップの容量 | カフェイン(計算) |
|---|---|
| 120mL | 約36mg |
| 150mL | 約45mg |
| 200mL | 約60mg |
| 250mL | 約75mg |
| 350mL | 約105mg |
| 資料 | カップの容量 | カフェイン | 100mLあたり(計算) |
|---|---|---|---|
| 文部科学省 日本食品標準成分表(八訂) | 100mL | 30mg | 30mg |
| 欧州食品安全機関(EFSA) | 220mL | 50mg | 約23mg |
| 米国食品医薬品局(FDA) | 12液量オンス(約355mL) | 71mg | 約20mg |
| カナダ保健省(紅茶・緑茶をまとめた値) | 237mL | 30〜50mg | 約13〜21mg |
出典:文部科学省の成分表(農林水産省の表)/EFSA/FDA/カナダ保健省。海外の100mL欄は各行のカフェイン量と容量から計算しました。
EFSA自身も、値は目安で、含有量とカップの大きさは国によって違うとしています。白茶や緑茶、紅茶は6または8液量オンスの1杯で14〜61mgと幅がありました(Chinほか、2008年)。比べるときは、容量と濃さをそろえます。
茶葉の量や蒸らし時間、ティーバッグで変わる
濃さは茶葉と湯の量に加え、浸出時間やかき混ぜ方で大きく変わります(Astillほか、2001年)。試験した範囲で、抽出時間を延ばすとカフェインが有意に増えた研究もあります(Ayakdaşほか、2025年)。
熱湯で淹れたスリランカの「CTC」(茶葉を砕き、引き裂き、丸める製法)の紅茶では、カフェインはごく短時間で抽出されました(FernandoとSoysa、2015年)。ほかの茶にも当てはまるとは限りません。
ティーバッグ1袋あたりの公的なカフェイン値を確認できませんでした。茶葉量と湯量、浸す時間で変わります。袋の有無や大きさ、素材も成分を左右しました(Astillほか、2001年)。
紅茶はカップ用ティーバッグがリーフやポット用ティーバッグより多い結果でした(Ayakdaşほか、2025年)。1件の研究で、茶葉量などの条件は要旨からは読み取れません。茶葉の重さは箱に記載があれば確かめられます。
基本は紅茶の淹れ方にまとめました。袋とリーフは茶葉とティーバッグの違いで比べています。
コーヒー・緑茶・玉露と比べると
農林水産省の100mLの表では、紅茶はコーヒーの半分で、煎茶やほうじ茶、烏龍茶よりやや多く、玉露よりずっと少ない値です。淹れ方は品目ごとに違ううえ、茶種の差も研究で結論が分かれています(Chinほか、2008年;Ayakdaşほか、2025年)。
出典:農林水産省「カフェインの過剰摂取について」の表(成分表の八訂)。
| お茶・飲み物 | 100mLあたり | 成分表の淹れ方 |
|---|---|---|
| 玉露 | 160mg | 茶葉10g・60℃の湯60mL・2.5分 |
| コーヒー | 60mg | コーヒー粉末10g・熱湯150mL |
| 紅茶 | 30mg | 茶葉5g・熱湯360mL・1.5〜4分 |
| 煎茶 | 20mg | 茶葉10g・90℃の湯430mL・1分 |
| ほうじ茶 | 20mg | 茶葉15g・90℃の湯650mL・0.5分 |
| 烏龍茶 | 20mg | 茶葉15g・90℃の湯650mL・0.5分 |
| 玄米茶 | 10mg | 茶葉15g・90℃の湯650mL・0.5分 |
表の煎茶は、成分表では「せん茶」。「1杯あたりの例」(農林水産省)は100mLとは単位が違います。
| 1杯あたりの例 | 使う量 | カフェイン |
|---|---|---|
| 抹茶 | 粉末1.5g・お湯70mL | 48mg |
| インスタントコーヒー | 粉末2g | 80mg |
コーヒーのおよそ半分
厚生労働省のQ&Aが引くWHO(2001)には、「紅茶、ココア、コーラ飲料は、ほぼ同程度のカフェインを含み、コーヒーにはこれらの約2倍のカフェインが含まれている」とあります。
EFSAの例はフィルターコーヒー200mLに90mg、紅茶220mLに約50mgです。
FDAの12液量オンスでは、通常の方法で抽出したスペシャルティではないコーヒーが113〜247mg、紅茶が71mgです。カナダ保健省の237mLではコーヒー135mg、紅茶や緑茶30〜50mgです。多くのお茶がコーヒーより少ない結果もあります(Chinほか、2008年)。
乾いた茶葉は、成分表の「紅茶 茶」(セイロンディンブラ)で100gあたり2.9g、紅茶12銘柄で2.6〜3.9%(坂本ほか、2012年)。淹れた1杯の値ではありません。
緑茶やほうじ茶、烏龍茶との差
FDAの12液量オンスでは、紅茶71mgに対し、緑茶のカフェインは37mgです。
白茶や緑茶、紅茶に種類による一定の傾向は見られませんでした(Chinほか、2008年)。紅茶と黄茶が最多で、緑茶や白茶、烏龍茶より有意に多い結果もあります(Ayakdaşほか、2025年)。試料と淹れ方が違い、直接は比べられません。
成分表ではほうじ茶のカフェインも煎茶と同じ100mLあたり20mg(農林水産省の表)。烏龍茶のカフェインも同じ値です。お茶のカフェインは、茶種名だけで比べられるとは限りません。
いちばん多いのは玉露
成分表の浸出液でいちばん多いのは玉露で、100mLあたり160mg。茶葉10gを60℃の湯60mLで2.5分と、少ない湯で濃く出した値です(農林水産省)。紅茶は表の中ほど。
農林水産省の抹茶の例は粉末1.5gとお湯70mLで48mg。成分表の100mLあたり30mgから計算した150mLの紅茶(約45mg)とほぼ同じです。粉ごと飲む抹茶のカフェイン量は粉の量で決まり、増やせば多くなります。
アールグレイ・ミルクティー・デカフェは?
アールグレイなど、紅茶の種類名だけで比べられる公的な値は見当たりません。カフェインは茶葉と湯の量や時間で変わり(Astillほか、2001年)、容量でも変わります。牛乳を入れても増えず(USDA)、ミルクティーも紅茶の量と濃さ次第。デカフェは通常品より少なくても、ゼロとは限りません(FDA)。
アールグレイやダージリン、アッサム
アールグレイは、伝統的に中国の紅茶のブレンドを柑橘のベルガモットの精油で香りづけしたもの(英国の茶業団体UK Tea & Infusions Association)。香りが立ち上がっても中身は紅茶で、カフェインの考え方は変わりません。
参照した日本と米国の成分表では、アールグレイのカフェイン値を確認できませんでした。銘柄ごとの公的な値も見当たりません。成分表の紅茶の値は、6種の分析値です(文部科学省)。
茶葉のカフェインは紅茶12銘柄で2.6〜3.9%で、差は大きくありませんでした(坂本ほか、2012年)。産地や味は紅茶の種類で比べられます。
ミルクティーとはちみつ紅茶
米国農務省(USDA)のFoodData Centralでは、牛乳(全乳)とはちみつは100gあたりカフェイン0mg。入れてもカフェインは増えません。
カフェインは紅茶の量と濃さで決まります(Astillほか、2001年)。牛乳で薄めても紅茶のカフェインは取り除かれず、ミルクティーには使った紅茶のカフェインが含まれ、濃く淹れた紅茶なら多くなる場合もあります。アイスティーも同様です。
デカフェもゼロとは限らない
「デカフェ」(カフェインを取り除いたもの)にも通常品より少量のカフェインは残ります(FDA)。茶の分析ではデカフェは1杯12mg未満、ハーブティーからは検出されませんでした(Chinほか、2008年)。カナダ保健省の表はデカフェの茶を8オンス(237mL)あたり0mgとし、資料で扱いが異なります。
農林水産省は、子どもや妊婦、授乳中の方やカフェインに敏感な方が摂取量を少なくするため、カフェインを取り除いた製品を使うのも「選択肢の一つ」としています。
1日の上限と、妊娠中・子ども・寝る前
日本ではカフェインの「1日摂取許容量(ADI)」は未設定です(厚生労働省)。農林水産省のまとめでは、海外機関の多くが健康な成人に飲食物合計で1日400mgまで、妊娠中に低い値を示しています。原典のEFSA(2015年)は、妊婦を除く健康な成人が全摂取源から1日を通じて分けて摂る400mgまでについて、「安全上の懸念を生じない」としています。カナダ保健省(2025年)は、18歳以上の成人に1日400mgを「推奨される最大の摂取量」としています。FDA(2024年)は多くの成人について、全摂取源を合わせた1日400mgを「通常は悪い影響と結びつかない量」としています。EFSAは子どもに体重に応じた値を示し、寝る前は一部の成人の睡眠に影響しうるとしています。
ADIは生涯摂り続けても健康への悪影響が生じないと推定される1日の量。カフェインの影響には個人差が大きいことなどから、ADIは国際的にも未設定です(厚生労働省)。
摂取の目安(上限)。出典:農林水産省のまとめ/EFSA/カナダ保健省/FDA/厚生労働省。
| 機関 | 成人 | 妊娠中・授乳中 | 子ども |
|---|---|---|---|
| 欧州食品安全機関(EFSA)・英国 | EFSA:妊婦を除く健康な成人は、全摂取源を合わせ1日を通じて分けて400mgまで、1回200mgまでに安全上の懸念なし | 1日200mg | 1日3mg/kg体重 |
| カナダ保健省 | 18歳以上の成人の推奨最大量:1日400mg | 妊娠計画中、妊娠中、授乳中の推奨最大量:1日300mg | 1日2.5mg/kg体重(18歳まで。子どものデータは限られる) |
| 米国食品医薬品局(FDA) | 多くの成人で1日400mgは通常悪い影響と結びつかない量 | 医療者に相談 | — |
| 日本 | ADIの設定なし | — | — |
EFSAは、妊婦を除く健康な成人で1日400mg(1回200mg)までなら健康リスクは増えないと評価しています(農林水産省のまとめ)。原典では「安全上の懸念を生じない」と表現しています。カナダ保健省は「推奨される最大の摂取量」、FDAは「通常は悪い影響と結びつかない量」としています。
EFSAの値は全摂取源の合計で、厚生労働省などが挙げるコーヒーや緑茶、ココアやコーラ、エナジードリンクも含みます。紅茶1杯の目安はカップ別の表にあります。
持病や服薬が気になる場合は、FDAが医療者への相談を勧めています。
妊娠中や授乳中
妊娠中や授乳中の値はEFSAと英国が1日200mg、カナダ保健省が1日300mgです(農林水産省のまとめ)。EFSA(2015年)は、妊娠中に全摂取源から1日を通じて分けて摂る200mgまでなら、胎児に安全上の懸念は生じないとしています。カナダ保健省(2025年)は、妊娠を計画中、妊娠中、授乳中の方に、1日300mgを推奨される最大の摂取量としています。米国産科婦人科学会(ACOG)は、妊娠中の1日200mg未満の適度な摂取は流産や早産の主な要因ではないようだとしています。ACOGは、カフェインと胎児発育不全(胎児の発育の遅れ)との関係は未確定としています。
紅茶1杯はEFSAの例で220mLに50mg、FDAの例で12液量オンス(約355mL)に71mgです。妊娠中や授乳中は医師や助産師にご相談ください(FDAも推奨)。デカフェは農林水産省が選択肢の一つとしています(デカフェの節)。
子ども
子どもと青少年の習慣的な摂取にEFSAは1日3mg/kg体重、カナダ保健省は18歳までを対象に1日2.5mg/kg体重を示しています。後者はデータが限られる中での値。飲ませる量は医師にご相談ください。
寝る前の一杯
EFSAは1回100mgでも、特に寝る直前は、一部の成人の睡眠の長さやパターンに影響しうるとしています。食品安全委員会のファクトシートも、同じ条件で「睡眠障害を引き起こす可能性」があると紹介しています。
EFSAの一般向け要約によると、カフェインの作用は摂取15〜30分後に始まることがあり、数時間続く場合もあります。健康な成人の「半減期」(体内のカフェインが半分になるまでの時間)は平均約4時間(2〜8時間)で、年齢や体重に加え、妊娠や服薬、肝臓の状態で変わります(EFSAの一般向け要約)。
寝る前の1杯も、カフェインは容量や茶葉量、蒸らし時間で変わり(カップ別の表)、デカフェにもいくらか残ります(FDA、デカフェの節)。
和紅茶のカフェインは少ない?
和紅茶の公的なカフェインの値は見当たらず、「少ない」とは言えません。成分表の紅茶の値は輸入の6種を分析したもので、和紅茶は試料に含まれていないのです(文部科学省)。
成分表の紅茶全般の値は100mLあたり30mg(文部科学省、農林水産省の表)。茶葉5gを熱湯360mLで1.5〜4分淹れた液の値から、同じ濃さの150mLなら計算で約45mgです。この約45mgは成分表の紅茶全般の値と淹れ方の条件による計算の目安で、和紅茶や品種「べにふうき」の紅茶、FETCの紅茶を測った値ではありません。
日本の「べにほまれ」を含む紅茶12銘柄の茶葉はカフェイン2.6〜3.9%で、試料間の差は大きくありませんでした(坂本ほか、2012年)。試料番号での結果なので、日本の銘柄の値は特定できません。
和紅茶をひとまとめにした値が出せないのは、成分が品種や栽培環境、製造条件のほか、葉の大きさや淹れ方で変わるからです(Astillほか、2001年)。
BEHIND THE SIPの取材当時(2020年12月公開)、静岡県牧之原の〈杉田製茶〉は、有機栽培の茶と「慣行栽培」(通常の栽培方法)の「べにふうき」を紅茶用に育てていました。「茶問屋」(お茶の卸売業者)の〈小栗農園〉は緑茶と並べて有機栽培の紅茶を作っていました。
カフェイン以外は紅茶の成分にまとめました。私たちが伝えたいのは、「何mLを、どんな濃さで」という、湯気の立つ一杯の輪郭です。
この記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的助言に代わるものではありません。カフェインと健康について気になることがあれば、医師や専門家にご相談ください。
参考文献
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」紅茶 浸出液(16044)
- 農林水産省「カフェインの過剰摂取について」(最終更新 2026年8月28日)
- 食品安全委員会 ファクトシート「食品中のカフェイン」(最終更新 2018年2月23日)
- Astill C ほか「Factors affecting the caffeine and polyphenol contents of black and green tea infusions」J Agric Food Chem、2001
- European Food Safety Authority「Caffeine」
- U.S. Food and Drug Administration「Spilling the Beans: How Much Caffeine is Too Much?」(2024年8月28日)
- Health Canada「Caffeine in Foods」(2025年4月2日)
- Chin JM ほか「Caffeine content of brewed teas」J Anal Toxicol、2008
- Ayakdaş G・Ağagündüz D「Determination of L-Theanine and Caffeine Contents in Tea Infusions…」Foods、2025
- Fernando CD・Soysa P「Extraction Kinetics of phytochemicals and antioxidant activity during black tea brewing」Nutr J、2015
- 厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」
- 坂本彬・井上博之・中川致之「12種類の紅茶の化学成分」日本食品科学工学会誌 59(7)、2012(J-STAGE)
- U.S. Department of Agriculture「FoodData Central」(全乳)・U.S. Department of Agriculture「FoodData Central」(はちみつ)
- UK Tea & Infusions Association「Many different Varieties of Tea」
- American College of Obstetricians and Gynecologists「Committee Opinion No. 462: Moderate Caffeine Consumption During Pregnancy」(2010年、2026年再確認)
- EFSA「EFSA explains risk assessment: Caffeine」(2015)
よくある質問
紅茶とコーヒー、カフェインが多いのはどっち?
引用した機関の値ではコーヒーのほうが多く、成分表の100mLあたりの値は紅茶30mg、コーヒー60mgですが、淹れる条件は異なります。EFSAの例は紅茶220mLに約50mg、フィルターコーヒー200mLに90mg、FDAは12液量オンスで紅茶71mg、通常の方法で抽出したスペシャルティではないコーヒー113〜247mgを示しています。
紅茶と緑茶、カフェインが多いのはどっち?
FDAの12液量オンスの値は紅茶71mg、緑茶37mgですが、淹れ方によって変わります。Chinほか(2008年)は茶種による一定の傾向を認めず、Ayakdaşほか(2025年)は紅茶と黄茶が最多で、緑茶・白茶・烏龍茶より多いと報告しています。試料や淹れ方が異なるため、研究結果を直接は比べられません。
カフェインがいちばん多いお茶は?
成分表の浸出液では玉露が最多で、茶葉10gを60℃の湯60mLで2.5分淹れた条件で100mLあたり160mgです。紅茶の100mLあたり30mgと比べて、茶葉が多く湯が少ない条件の値です。農林水産省の抹茶の例は、粉末1.5gとお湯70mLで48mgです。
アールグレイにカフェインはある?
あります。アールグレイは伝統的にベルガモットの精油で香りづけした紅茶です(英国の茶業団体UK Tea & Infusions Associationによる)。固有の公的なカフェイン値は確認できませんでした。実際の量は容量や茶葉量、浸す時間で変わります。
紅茶のティーバッグ1袋のカフェインは?
1袋あたりの公的な値は確認できませんでした。茶葉量と湯量、浸す時間で変わり、袋の大きさや素材も茶湯の成分に影響します(Astillほか)。
ミルクティーにするとカフェインは減る?
牛乳はカフェインを増やさず、USDAは全乳100gあたり0mgとしています。ミルクティーには使った紅茶のカフェインが含まれ、濃く淹れた紅茶ならカフェインが多くなる場合もあります。
デカフェの紅茶はカフェインゼロ?
ゼロとは限らず、FDAはデカフェの茶にも少量が残るとしています。Chinほか(2008年)の分析は1杯12mg未満、カナダ保健省の表は8オンス(237mL)あたり0mgと、資料で扱いが異なります。市販品の数値は、記載があれば表示で確かめられます。
寝る前に紅茶を飲むと、眠りに影響する?
一部の成人では影響しうるとされ、EFSAは特に寝る直前の1回100mgが睡眠の長さやパターンに影響する可能性を示しています。EFSAによる健康な成人のカフェインの半減期は平均約4時間で、2〜8時間の幅があります。
妊娠中のカフェインは、公的機関でどう示されている?
妊娠中の値はEFSAが全摂取源の合計で1日を通じて分けて200mgまで、カナダ保健省が妊娠を計画中、妊娠中、授乳中の方に1日300mgを推奨される最大の摂取量としています。ACOGは1日200mg未満の適度な摂取は流産や早産の主な要因ではないようだとし、胎児発育不全との関係は未確定としています。妊娠中や授乳中は、カフェインについて医師や助産師にご相談ください。





